インクジェットとの違いと運用コスト

レーザープリンターとトナーの特徴

プリンターというとレーザープリンターとインクジェットプリンターがあります。この2つの違いは印刷のために使用される素材も違います。インクジェットは文字通りインクを用いますが、レーザープリンターはトナーと呼ばれるものを用います。
レーザープリンターにあるドラムに印刷データのパターンを描き、トナーにあるインクがドラムに付着されていきます。このドラムが用紙に密着することで転写され、そこに熱と圧力が加わることでトナーが溶け、印刷されるのです。レーザープリンターの仕組みとしてはこのようになっています。そのため出来あがった印刷の用紙に触れると、ちょっと熱いと感じられることがあります。
レーザープリンターの強みは印刷の速さにあります。次々と印刷された用紙が出てくるため、大量の印刷に向いているといえます。またトナーの定着により色が滲まないので、専用の用紙だけでなく普通の紙にも印刷できるという点もポイントになるでしょう。トナーによる定着力が強い点を見てもメリットがあり、印刷が長持ちすることもまた特徴です。しかしインクジェットと出来あがりを比較すると、繊細な色の表現では劣ります。そのため大量印刷を目的とし、出来上がりの美しさはあまり重視していない人はレーザープリンターをおすすめします。

リサイクルトナーは低コスト

リサイクルの運動はレーザープリンターの業界にも及んでいます。こちらではトナーと呼ばれるものがリサイクル品として流通しています。レーザープリンターに使用されているトナーは消耗品です。メーカーが利益を得るのはプリンター本体というよりもこのトナーやドラムという消耗品に大きく掛かっています。そのため通常のトナーを購入する際には少々値が張っていると感じるのは間違いではありません。
そして消耗されたトナーはそのまま廃棄されるのかというとそうではなく、近年ではこの回収されたトナーをリサイクルし、再び流通に乗っているケースが多く見られるようになりました。レーザープリンターに使用しても特に大きな問題にはならないですが、初期不良が2~3%の確率で起こってしまうのは仕方のないことです。しかしそのデメリットがあったとしても、純正のトナーを購入するよりも圧倒的な安さで購入できる点が大きなメリットになります。
近年では不具合が起きないように様々な改善がなされています。そのためデメリットが起きる確率はぐっと減ってきています。そうしてリサイクルトナーが普及してくると、その中に混じるようにして低品質のものが紛れ込むようになってしまったのも悲しいことです。ですがレーザープリンターを使用するにあたり、低コストで使っていきたいと考えるならばリサイクルトナーはおすすめ出来るものといえます。